リビングの広さ、ダイニングキッチンの広さについて。最適なサイズ教えます。

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間取りを検討しているときに、あなたの家のリビングとダイニングキッチンの広さが果たして適切であるか気になりませんか?

本記事では下記の内容を解説します。

目次

リビングの広さと配置

リビングの適切な広さ

結論から先に言いますと、リビング単体で見た時に、スペースとして8~10帖が一般的な大きさと言えます。理由としてはソファー2~4人掛け、テーブル、テレビ、パソコンスペースなどがリビングに置かれますが、大家族でない限り、8~10帖あればちょうど良いからです。また、リビングにピアノを置くなどの用途がプラスアルファであれば、もう少し広めにしても変に間が空いたりもせず良いと思います。

家の中心にリビングを置きたい

リビングは家族が皆くつろぐ場所ですから、家の中心に置きたいものです。物理的に中心でなくてもいいのですが、リビングを中心に各部屋につながるイメージです。

例えば、外から帰って来て必ずリビングを通って各部屋や階段へ行くような間取りにするのが良いと思います。常に人の気配が感じられるリビングにしたいですよね。

人が通行する部分とくつろげる溜まり場部分を意識しながら家具の配置と壁の位置を決めるといいです。

また、話が脱線しますが、リビングの窓の位置も十分検討しましょう。日当たりが良いのはマストです。気にするポイントは窓から何が見えるかです。庭なのか、隣地の壁なのか、でリビングの印象が異なります。大きな窓で視界がひらけていれば、実際以上にリビングが広く感じられますよね!

ダイニングキッチンの広さと配置

ダイニングキッチンの適切な広さ

狭めのキッチン+4人掛けダイニングテーブル…8帖

一般的なサイズのキッチン+4人掛けダイニングテーブル…9帖

ゆったりめのキッチン+6人掛けダイニングテーブル…12帖

キッチンはコンロやシンクがある側と反対の作業台と吊戸棚がある側が一般的で、その間の通路は1100mmが最適だと思います。遠すぎても使いづらいし、近すぎても通行に不便です。これだけですでに4帖ほどのスペースが必要になってしまいます。

キッチンの配置パターン

I型、L型、I型+アイランドがあります。

I型はコンロとシンクが並列で配置され真ん中が調理台スペースです。一番一般的な形状です。

L型はキッチンがLの字になっており、それぞれの辺にシンクとコンロが配置されているパターンです。シンクとコンロの距離が近く、動きが楽です。

I型+アイランドはI型にコンロ、アイランドにシンクとそれぞれ独立しており、複数で調理する場合、作業を分別しやすく有効です。

上記キッチン形状を考えると同時に、キッチンをどのように見せたいか考えましょう。最近はLDK一体型の開放的なキッチンが主流です。開放的にした場合の注意点は、キッチンまわりのごちゃ付き感をいかに見せないように収納するかがポイントです。

また家族が多く、キッチンのヘビーユーザーはキッチンだけ完全独立型にして裏方にもっていくのも手です。

キッチンの配置と他の家事について

調理、洗濯、物干し、風呂、勝手口これら家事の想定される動きを家事動線と言いまして、近くにまとまっている方が便利というのがセオリーです。調理しながら、洗濯やって、ごみ出して、お風呂準備して、などなど同時進行の家事をイメージしながら、キッチンの配置を考えたいですよね。

まとめ

リビングで8~10帖、ダイニングキッチンで8~12帖、合わせてLDK16帖~22帖が一般的な無理のない大きさです。

都心の狭小住宅など当然この目安より狭くなってしまうかもしれません。家具のレイアウトやサイズを工夫次第では、狭いながらも豊かな空間を作れると思います。

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